青汁 VS ユーグレナ どっちがおすすめ?効果や味、価格の違いを比較
不足しがちな栄養を飲み物として簡単に摂ることができる青汁。「食事はコンビニ食やファーストフードで済ませることが多い」「時間がないので朝食は食べない」「よくお酒を飲む」…といった方の中には、健康を意識し、青汁を飲もうと考えている方も多いのではないでしょうか?
また、近年では、「ユーグレナ」と呼ばれる青汁に似た緑色の飲み物(緑汁)も、豊富な栄養素を効率よく摂取できると注目を集めており、青汁とユーグレナ、どちらが飲みやすいのか、どちらがより効果があるのか、気になっている方もいるはずです。
そこで今回のひま侍では、飲むだけで必要な栄養を簡単に摂ることができる青汁とユーグレナに注目。それぞれの成分や効果、味、価格など特徴をわかりやすく比較していきます。さらに、編集部がおすすめする青汁とユーグレナの紹介も。
健康を意識して、青汁またはユーグレナを飲みたいと考えている方は、本特集を参考に、青汁とユーグレナの違いについてチェックしましょう。
[ 目次 ]
- 1. 青汁とユーグレナを比較
- 2. 編集部おすすめの青汁とユーグレナ
- おすすめの青汁
- 2-1. 極の青汁(サントリー)
- 2-2. 1食分のケール青汁(ファンケル)
- おすすめのユーグレナ
- 2-3. 緑汁(ユーグレナ・ファーム)
- 2-4. 緑の習慣(タケダ)
- おすすめの青汁
- 3. 青汁とユーグレナを比較 ~まとめ~
青汁とユーグレナを比較
青汁とユーグレナを比較 その1
主な成分・効果
青汁は栄養価の高い緑色野菜を絞ったもの。バリエーションが豊富
青汁の主な成分は、大麦若葉やケール、明日葉(あしたば)などの栄養価の高い緑色野菜。
青汁は、野菜に含まれるビタミンやミネラルなどの栄養素を効率よく摂取することができるため、野菜不足の解消に効果が期待できます。
また、大麦若葉、ケール、明日葉にはそれぞれ以下の効果があります。
- 大麦若葉
- 食物繊維が豊富に含まれており、便秘解消や肌荒れ対策に効果がある
- ケール
- 血糖値やコレステロール値を押さえ、生活習慣病の改善に効果がある
- 明日葉
- 血液をサラサラにし、老廃物を洗い流してくれる成分「カルコン」が含まれており、ダイエットやむくみ対策に効果がある
ちなみに一口に「青汁」と言っても、その種類は多く、青汁によって主な成分や効果、飲みやすさが異なります。青汁の購入を検討する際は、成分や効果等を比較し、自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。
ユーグレナとは59種類の栄養素を持つミドリムシ
一方、ユーグレナの主な成分は、「ユーグレナシリス(ユーグレナ)」と呼ばれるミドリムシ。「ミドリムシ」ということで、「虫」をイメージする人もいますが、ユーグレナは虫ではなく、藻の一種で、直径0.05mmほどの微生物。葉緑体を持っており、光合成を行い、自ら栄養素を作ることが可能。また、細胞を変化させ、自分の体を動かすこともでき、植物と動物両方の性質を併せ持っています。
そのため、ユーグレナは、野菜、魚、肉などから摂取できるビタミン、ミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸等、人間が必要とする59種類の栄養素を含有。ユーグレナを飲むことで、青汁や野菜ジュースだけでは補うことが難しい現代人に不足しがちな栄養素をまんべんなく補うことができるのです。
また、通常、野菜や果物などに含まれる植物性の栄養素には、栄養素を包む細胞壁があるため、栄養素を効率よく消化することが難しくなっていますが、ユーグレナには、この細胞壁がなく、効率よく栄養素を消化・吸収できる点も大きな魅力。
青汁とユーグレナを比較 その2
味
最近の青汁は飲みやすい!
青汁やユーグレナを定期的に飲もうと考えている場合、やはり気になるのが味。特に青汁の場合、ひと昔前までは、その独特な色や風味から、テレビのバラエティ番組などで罰ゲームの際によく使われていたこともあり、「青汁=まずい」というイメージを持っている人もいるはずです。
しかし、近年の青汁は、味や品質の改良が進んでおり、初めて飲む人にも飲みやすくなっています。
青汁の味はメーカーによって様々
青汁・ユーグレナを選ぶ際に覚えておきたいのが、使われている原材料によって青汁・ユーグレナの味が異なる点。
青汁の場合、その青汁の主な原材料が「大麦若葉」「ケール」「明日葉」のどれかによって、味が大きく異なります。青汁を購入する際は、主な原料に何が含まれているのかをチェックしておくと良いでしょう。
ちなみに、青汁の中には、抹茶やフルーツなどで風味付けされ、飲みやすくなっているものも。青汁初心者や、飲みやすさを重視して青汁を選びたい方は、風味付けされ、より飲みやすくなっているものを選ぶのがおすすめ。
ユーグレナは青汁の原材料とブレンドされているケースが多い
その一方で、ユーグレナの場合、ユーグレナ単体で飲む…ということはなく、青汁に使われる大麦若葉やケール、明日葉などがブレンドされ、飲みやすくなっているケースがほとんどです。ユーグレナを選ぶ場合も、青汁と同様に、事前に原材料をチェックしておくと良いでしょう。
自分に合った味の青汁・ユーグレナの見つけ方
青汁やユーグレナの利用を考えている方の中には、そもそも、大麦若葉やケール、明日葉がどんな味なのかわからない…という方もいるはず。
青汁・ユーグレナを販売する多くのメーカーでは、1週間分のお試しセットを用意しているので、気になる青汁・ユーグレナを見つけたら、まずはお試しセット等を利用して、自分の口に合っているか、飲み続けられそうか、(+効果が期待できるか)確認しておくと安心です。
青汁とユーグレナを比較 その3
価格
1包あたりの料金を比較すると…ユーグレナの方がやや高め
青汁もユーグレナも飲み始めてすぐに効果が出るわけではなく、飲み続けて効果が実感できるもの。つまり、定期的に購入する必要があるため、価格はしっかり確認しておくことが大切です。
青汁とユーグレナの1包当たりの平均的な価格を比較すると以下の通り。
≪ 青汁とユーグレナの1包あたりの価格を比較 ≫
青汁 | ユーグレナ | |
---|---|---|
通常価格 | 90円~130円 | 145円前後 |
定期購入 | 80円~120円 | 130円前後 |
上記の表からもわかるように、青汁とユーグレナの1包あたりの価格を比較すると、青汁の方がやや安め。価格の安さを重視する方には、青汁がおすすめといえるでしょう。
リーズナブルに青汁やユーグレナを購入する場合は「定期購入コース」の利用がおすすめ
また、青汁・ユーグレナを販売する多くのメーカーでは、毎月あるいは2~3ヶ月ごとに定期的に青汁・ユーグレナが購入できる「定期購入コース」を用意しています。定期購入コースを利用すると、「通常価格の10%OFFで購入できる」、「送料無料」等の特典が付帯し、通常よりもお得に青汁やユーグレナを購入することが可能。できるだけ安く・お得に青汁やユーグレナを購入したいと考えている方は、「定期購入コース」を上手く活用するのがおすすめです。
編集部おすすめの青汁とユーグレナ
次に、ここでは、数ある青汁・ユーグレナの中から、ひま侍編集部が厳選したおすすめのものをご紹介します。おすすめの青汁・ユーグレナの特徴や、価格、原材料等を比較し、自分に合ったものを見つけましょう。
おすすめの青汁 その1:極の青汁(サントリー)
青汁のタイプ | 粉末タイプ(1包:3.3g)※目安:1日1~3包 |
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青汁の原材料 | 大麦若葉末、マルチトール、フラクトオリゴ糖、ガラクトマンナン(食物繊維)、明日葉末、抹茶、煎茶、酵素処理ルチン |
青汁の価格 |
キャンペーンページ経由での購入
通常
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送料 |
350円(税込) ※「キャンペーンページ経由での購入」「定期コース」は送料無料 ※1回の購入金額が5,400円(税込)以上で送料無料 |
サントリーが販売する青汁。累計販売数は2億杯を突破しており、数ある青汁の中でも高い人気を誇っている。
極の青汁の特徴は、飲みやすさ。飲料メーカーの強みを生かし、極の青汁では、宇治煎茶と愛知県産抹茶を使用して上品で軽い飲み口を実現。初めて青汁を飲む人でも、美味しく飲めるようになっている。
また、原材料に鉄分・ミネラル・食物繊維を豊富に含む熊本県阿蘇の大麦若葉や、βカロテン・ビタミンE・カルシウムを豊富に含む屋久島の明日葉など、厳選された国産素材を使用している点もチェックしておきたい。
他の青汁と比較すると、1包あたりの価格は100円~130円とやや高い点には注意が必要だが、飲みやすく、本格派の青汁を飲みたい人にとって有力な選択肢の一つといえるだろう。
おすすめの青汁 その2:1食分のケール青汁(ファンケル)
青汁のタイプ | 粉末タイプ(1包:3.4g)※目安:1日1包 |
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青汁の原材料 | ケール(国内産)、でんぷん分解物、難消化性デキストリン(食物繊維) |
青汁の価格 |
初回限定特別価格
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送料 |
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無添加化粧品と健康食品で高い知名度を誇る「ファンケル」の青汁。
本絞り青汁は、1包にβカロテン・ビタミンC・カルシウムを豊富に含む約40gの国産ケール生葉を使用。1包で1食分の緑黄色野菜量を摂取することができる。
また、ファンケル独自のメソッドで苦みやざらつきを抑え、クセのない飲みやすい味に仕上がっている点も魅力。
加えて、品質管理の行き届いた国内工場で製造されている他、着色料・食塩・保存料・香料無添加となっており、安心して飲める点も嬉しい。
1食分のケール青汁は、リーズナブルな価格で飲みやすい青汁を飲みたい人におすすめ。
おすすめのユーグレナ その1:緑汁(ユーグレナ・ファーム)
ユーグレナのタイプ | 粉末タイプ(1包:3.7g)※目安:1日1~2包 |
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ユーグレナの原材料 | 有機大麦若葉、ユーグレナグラシリス、有機明日葉粉、イヌリン(食物繊維)、イソマルトオリゴ糖粉あめ、クロレラ、精製魚油(ゼラチンを含む)、酵母エキス、L-シトルリン、緑茶抽出物、オルニチン塩酸塩、ヘマトコッカス藻抽出物/香料、L-テアニン |
ユーグレナの価格 |
初回限定
※「毎月お届けコース」「2ヶ月分をまとめてコース」「3ヶ月分をまとめてコース」から選択可能 |
送料 |
※購入金額5,400円(税込)以上で送料無料 |
緑汁は、石垣産のミドリムシ(ユーグレナ)を使った健康食品・化粧品を販売する「ユーグレナ・ファーム」のユーグレナ。これまでに「報道STATION」「めざましテレビ」「日本経済新聞」等、多数のメディアでの紹介実績を持ち、注目を集めている。
緑汁の特徴は、ビタミン・ミネラル・アミノ酸・不飽和脂肪酸など、合計59種類の動物性・植物性栄養素を持つユーグレナを原材料に含んでいる点。さらに、青汁の原材料としても知られる大麦若葉・明日葉も含まれ、飲みやすい味わいを実現している。
また、美しい自然環境が整った石垣島で、徹底した品質管理体制下で製造されている点もチェックしておきたい。
500円(税込)の初回限定「1週間お試しセット(※7包入り)」も用意しているため、緑汁(ユーグレナ)が気になる人は試してみると良いだろう。
おすすめのユーグレナ その2:緑の習慣(タケダ)
ユーグレナのタイプ | 粉末タイプ(1包:3g)※目安:1日1~3包 |
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ユーグレナの原材料 | ユーグレナグラシリス、大麦若葉、抹茶、マルトデキストリン、明日葉、緑茶エキス(デキストリン、緑茶)、ケール、ヨモギ、海洋深層水加工品、ほうじ茶エキス / トレハロース、プルラン、甘味料(ステビア) |
ユーグレナの価格 |
お試しセット
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送料 |
300円(税込) ※「1週間お試しセット」「お得な定期コース」は送料無料 ※1回の購入金額が3,000円(税込)以上で送料無料 |
緑の習慣は、タケダの医薬品を製造・販売する「武田コンシューマーヘルスケア」のユーグレナ。
緑の習慣の特徴は、沖縄県・石垣島の培養槽で培養・管理されたユーグレナに、3種類の国産野菜(大麦若葉・ケール・明日葉)等を組み合わせている点。国産野菜の大麦若葉・ケール・明日葉は青汁の原材料としても使われることが多く、ユーグレナと青汁の栄養をバランスよく摂取できる点は、緑の習慣の大きな魅力といえるだろう。
また、毎日飲み続けやすいように、国内有数の生産量を誇る「西尾の抹茶」をブレンドし、飲みやすく作られている点も嬉しい。
栄養価が高く、飲みやすいユーグレナを飲みたい人にとって、緑の習慣は有力な候補の一つとしてチェックしておきたい。
青汁とユーグレナを比較 ~まとめ~
青汁とユーグレナを比較した今回の特集はいかがでしたか?
食生活の乱れによる野菜不足・栄養不足は、便秘や肌荒れ、自律神経の乱れなどを引き起こす他、生活習慣病の原因にもなるため、日頃からしっかりとケアしておくことが大切です。
その際、必要な栄養を手軽に効率よく摂取できる青汁やユーグレナは、ぜひチェックしておきたい飲み物。ただし、青汁もユーグレナも、飲み始めてすぐに効果が出るわけではなく、飲み続けることで効果が出る点には注意が必要です。
また、青汁・ユーグレナを飲んでいるからといって、野菜や果物を食べる必要がない…というわけではありません。青汁やユーグレナを飲んでいても、栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
健康を意識して青汁やユーグレナを飲んでみようと考えている方は、本特集を参考に、青汁とユーグレナの違いや、おすすめの青汁・ユーグレナをチェックし、自分に合ったものを見つけましょう。