スマホを2台持ちしたい人必見!メリットや、おすすめの組み合わせをチェック

スマホを2台持ちしたい!2台持ちにおすすめの格安スマホのプランを比較

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Author:佐藤葉月

ソフトバンク、ドコモ、KDDI(au)の大手スマホキャリアだけでなく、格安プランを掲げたさまざまな事業者が参入し、スマホ業界は今まさに、群雄割拠の状態。機種はもちろん、プランの種類も多く、選択肢が広がって、自分に合ったキャリアや機種、プランをピンポイントで選べるようになりました。

その中で、注目が集まっているのがスマホの2台持ち。「仕事用とプライベート用」「動画視聴用と通話用」「自分用と子ども用」など、スマホを2台持って、用途によって使い分ける人が増えています。2台のスマホを上手に使い分けすれば、さまざまなメリットが期待できるでしょう。

そこで、この記事では、スマホの2台持ちを検討している人に向け、スマホを安く2台持ちできる方法を紹介。2台持ちにはどのようなメリットがあるのか、また、どこのキャリア同士のスマホを組み合わせて使えば、そのメリットを最も感じられるのかについて、詳しく解説します
スマホを安く2台持ちしたいと考えている方は、本特集を参考にしてみてください!

スマホを安く2台持ちしたい!2台持ちするメリットは?

スマホを2台持ちすると、「台数が増えた分だけ費用がかかったり、外出時の荷物が増えたりするのでは?」と、マイナス面をイメージする人が多いかもしれません。しかし、スマホを2台持ちする人が増えているのは、いくつもメリットがあるから。いったいどのような点がメリットとして挙げられるのか、チェックしてみましょう!

スマホを2台持ちするメリット
用途に応じて便利に使い分けられる

スマホを2台持ちする大きなメリットは、ビジネス用とプライベート用というように用途に応じて便利に使い分けられる点。SNSを見ながら動画を流す、通話をしながら音楽を流す、仕事のチャットを返信しながらプライベートの写真を見るなど、同時並行で端末を使うことができるのが、2台持ちの良さです。また、どちらかを動画閲覧専用にして、どちらかを通話専用にすれば、それぞれでお得なプランを選ぶことによって、月々のスマホ料金を節約することも可能です。

SNSのアカウントを端末ごとに使い分けるという使い方もできます。また、片方にフィルタリング機能を付けて子どもに持たせれば、1台ずつ契約するよりもラクに、割安にスマホを使うことができるでしょう。

また、iOS(iPhoneなど)とAndroidの2台持ちにすれば、両OSの独自機能や片方のOSのみ対応しているアプリを利用することもできます

ちなみに、2台持ちするスマホを選ぶ際は、仕事用は画面の大きなもの、プライベート用は高機能のカメラが付いたものなど、機能性で機種を選ぶのもおすすめです

スマホを2台持ちするメリット
料金プラン次第でスマホ代を節約できる

格安のプランを選んだり、格安SIMを利用したりすることによって、スマホを2台持ちしても月々のスマホ代を抑えることが可能です。大手スマホキャリア各社が2021年3月に提供を開始した新プランでは、データ容量込みの月額料金が次のように設定されています。

ソフトバンク「LIMEMO」 3,278円/20GB
ドコモ「ahamo」 3,278円/20GB
KDDI(au)「povo」 2,728円/20GB

また、格安スマホ大手の楽天モバイルは、1,078円/1GB超~3GB以下や、2,178円/3GB 超~20GB以下のプランを出しています。LINEモバイルは、月間データ容量500MBで月額1,210円)から利用できる音声通話SIMのプランを用意。
用途やデータ使用量を見極めて、上手に格安プランを組み合わせれば、お得にスマホを使うことができるのです。

スマホを2台持ちするメリット
バッテリー切れや通信障害に強い

もはや、私たちの生活にスマホは欠かせません。プライベートに仕事にと、朝から晩までスマホを使うという人も多いはずです。しかしながら、同じ端末を毎日長時間使い続けていると、バッテリーを消耗してしまい、充電が長持ちしなくなってしまうケースも。しかし、用途で2台を使い分ければ、その心配もありません。

また、2台それぞれを別々のキャリアで契約していれば、片方が通信障害などで一定時間利用できなくなった場合などの不意のピンチも切り抜けられます。それぞれキャリアごとに通信エリアが異なるため、片方の電波が届きにくくても、もう片方は大丈夫ということもあり、スマホが使えない状況を回避しやすいでしょう。

スマホを安く2台持ちするならどこがおすすめ?

スマホを2台持ちするのであれば、「通話専用」と「データ通信(動画やSNSなど)専用」のように、用途で使い分けるのが一般的です。スマホを安く2台持ちしたいと考えている場合は、データ使用量や使い方に合わせて、大手キャリアや格安SIMをうまく組み合わせるのがキーポイント。
どのように組み合わせればよりお得に利用できるのか、比較してみましょう。

スマホを安く2台持ちする方法
大手キャリア×格安SIM

ソフトバンクやドコモ、KDDIといった大手キャリアは、電波を発信している基地局が多く、通信可能エリアが広いため、通話品質が安定しています。また、大手キャリアでは、一般的に電話かけ放題のプランを提供していますが、格安スマホの事業者では提供してないところがほとんど。
その一方で、格安スマホのなかには、データ通信し放題の格安プランがあることが多いようです。そこで、スマホを安く2台持ちするには、大手キャリアのスマホを「通話用」として持ち、料金の安い格安SIMを「データ通信用」として持つのが、おすすめの組み合わせです。

スマホの2台持ち 大手キャリア×格安SIMの場合におすすめの組み合わせ

ソフトバンク「LINEMO」 × 楽天モバイル「UNLIMIT VI」

例えば、大手キャリアソフトバンクのスマホを「通話用」、格安スマホの楽天モバイルのスマホを「データ通信用」として持ち、ソフトバンクの新プラン「LINEMO」と、楽天モバイルの新プラン「UNLIMIT VI」を組み合わせた場合の料金は、下記のようになります。

  ソフトバンク「LINEMO」 楽天モバイル「UNLIMIT VI」
月額料金/データ容量(税込) 2,728円/20GB
  • 1,078円/1GB超~3GB以下
  • 2,178円/3GB 超~20GB以下
  • 3,278円/20GB超~無制限
容量追加 550円/1GB 550円/1GB
  • ※パートナー回線エリア
通話料金(税込) 22円/30秒 22円/30秒
準通話定額(税込)
  • ※国内5分かけ放題
550円→0円
  • ※スマホプラン加入から1年間500円引きを実施
Rakuten Link利用で無料
通話料定額(税込)
  • ※国内かけ放題
1,650円→1,100円
  • ※スマホプラン加入から1年間500円引きを実施
Rakuten Link利用で無料
2台持ちする場合の合計(1か月あたり) 2,728円+(1,650円ー500円)+3,278円= 7,106円(税込)
  • ※ソフトバンクで通話料定額(国内かけ放題)を利用し、楽天モバイルで月20GB以上(※上限なし)データを利用する場合
  • ※1年間の通話料500円割引を適用

ソフトバンクでは、通話のみのスマホ契約には対応していませんが、2021年3月より、格安の新プランを提供開始。新プランの「LIMEMO」を利用し、国内かけ放題の通話オプションを追加すれば、月額料金を抑えながら、スマホを使うことができます
2台目としておすすめなのは、楽天モバイル「UNLIMIT VI」。月々のデータ容量によって料金がスライド式になっているため、「2台持ちをしていたが今月は片方のスマホをあまり使わなかった・・・」という場合にも安心です。
また、ソフトバンクの「LIMEMO」では、2021年3月17日から1年間「通話定額」の月額料金を500円割引するキャンペーンを実施。通話オプションをお得に利用することができるため、要チェックです。

スマホを安く2台持ちする方法
格安SIM×格安SIM

あまり通話機能を利用しない人や、通話もLINEやMessengerなどのインターネットを介したツールで済ませることが多い人は、データ容量が豊富な格安スマホ同士を組み合わせるのがおすすめ。また、2台のスマホそれぞれを「通話専用」と「データ通信専用」で使い分けるのもおすすめです。

同じ格安スマホ会社で2台どちらも契約すれば、月額基本料金や事務手数料なども割安になり、よりお得な使い方ができるでしょう。別回線で契約する場合は、通信障害のリスクを回避できるほか、データ通信量が少なく設定でき、通話料金がお得な格安SIMと、データ通信量が無制限で利用できる格安SIMを賢く組み合わせて利用すれば、月々の合算料金がお得に
同じ回線の2台持ち、別回線での2台持ち、どちらの使い方にもメリットがあると言えるため、格安SIMのスマホを2台持ちする場合は、自分の使い方にあった組み合わせを選びましょう。

スマホの2台持ち 格安SIM×格安SIMの場合におすすめの組み合わせ

BIGLOBEモバイル × 楽天モバイル(UNLIMIT VI)

例えば、BIGLOBEモバイルを「通話用」、楽天モバイルを「データ通信用」として持ち、楽天モバイルの新プラン「UNLIMIT VI」を契約した場合の料金は、下記のようになります。

  BIGLOBEモバイル 楽天モバイル「UNLIMIT VI」
月額料金/データ容量(税込)
  • 1,078円/1GB
  • 1,320円/3GB
  • 1,870円/6GB
  • ※6か月間は以下の特典料金が適用
  • 440円/1GB
  • 440円/3GB
  • 1,045円/6GB
  • ※エンタメフリーオプションも6か月無料(※通常月額308円)
  • 1,078円/1GB超~3GB以下
  • 2,178円/3GB 超~20GB以下
  • 3,278円/20GB超~無制限
容量追加 330円/100MB 550円/1GB
  • ※パートナー回線エリア
通話料金(税込) 22円/30秒 22円/30秒
準通話定額(税込)
  • ※国内5分かけ放題
Rakuten Link利用で無料
通話料定額(税込)
  • ※国内かけ放題
  • 国内通話10分かけ放題:913円
  • 通話パック90(最大90分の通話):913円
Rakuten Link利用で無料
2台持ちする場合の合計(1か月あたり) 1,870円+913円+3,278円= 6,061円(税込)
  • ※BIGLOBEモバイルは利用開始6か月の特典料金1,045円/6GB、国内電話10分かけ放題を適用。

格安SIM同士でスマホを2台持ちし、通話用とデータ通信用で使い分ける場合、通話用としてはBIGLOBEモバイルがおすすめです。BIGLOBEモバイルには、さまざまな通話オプションプランがあり、自分の使い方にあったものを選ぶことができます。「10分以内の短い通話をたくさんする」という場合は、国内通話10分かけ放題が月額913円(税込)のプランを選択すると良いでしょう。
また、データ通信用の2台目のスマホとしては、楽天モバイルの「UNLIMIT VI」がおすすめ。月額3,278円(税込)で、楽天モバイルの回線エリアであれば20GBを超えても無制限で高速通信が利用できます。

スマホを安く2台持ちする方法
大手キャリア×大手キャリア

「通話専用」と「データ通信専用」で分けず、どちらでも通話をしたい、どちらも同じような用途で使いたいということであれば、2台とも大手キャリアのスマホにすると良いでしょう。月額料金は先に挙げた2つの組み合わせのうち、最も高くなりますが、同じキャリアで2台持てば割引が適用される場合があります。
別々のキャリアのものを一つずつ持つならば、それぞれで通信エリアが異なるので、どちらかに通信障害などが起きた場合も安心です。格安スマホの場合、選べる機種に限りがあったり、大手キャリアほどアフターサービスが充実していなかったりと、多少のデメリットがあるため、格安スマホに抵抗感がある人、格安スマホを使ってみたけれど自分に合わなかった人は、この組み合わせで2台持ちをするのがおすすめです。

スマホの2台持ち 大手キャリア×大手キャリアの場合におすすめの組み合わせ

ソフトバンクの「LINEMO」 × ドコモ「ahamo」

例えば、ソフトバンクとドコモと契約し、ソフトバンクは「LINEMO」、ドコモは「ahamo」のプランを利用した場合の料金は、下記のようになります。

  ソフトバンク「LINEMO」 ドコモ「ahamo」
月額料金/データ容量(税込) 2,728円/20GB 2,970円/20GB
容量追加 550円/1GB 550円/1GB
通話料金(税込) 22円/30秒 22円/30秒
準通話定額(税込)
  • ※国内5分かけ放題
550円→0円
  • ※スマホプラン加入から1年間500円引きを実施
無料
通話料定額(税込)
  • ※国内かけ放題
1,650円→1,100円
  • ※スマホプラン加入から1年間500円引きを実施
1,100円
2台持ちする場合の合計(1か月あたり) 2,728円+(1,650円ー500円)+2,970円+1,100円= 7,898円(税込)
  • ※ソフトバンク・ドコモともに通話料定額(国内かけ放題)を利用する場合
  • ※ソフトバンク「LIMEMO」は1年間の通話料500円割引を適用

大手キャリアでスマホを2台持ちする場合は、2021年3月から提供を開始する新プランを利用するのがおすすめ。
なかでも、2台とものスマホで通話もたくさん利用したい!という場合は、ソフトバンクの「LIMEMO」とドコモの「ahamo」の組み合わせが良いでしょう。ドコモ「ahamo」では、準通話定額(5分までの国内通話がかけ放題)が無料となっており、短い通話にはオプション料金なしで対応可能。また、2社とも通話料定額(国内かけ放題)も月額1,100円となっておりリーズナブルです。
また、ソフトバンクの「LIMEMO」では、2021年3月17日から1年間、「準通話定額」「通話定額」の月額料金を500円割引するキャンペーンを実施。通話オプションをお得に利用することができるため、要チェックです。

まとめ

スマホの2台持ちには、さまざまなメリットがあり、キャリアやプランの組み合わせ次第では、お得に、そして便利に使えるということがおわかりいただけたでしょうか。
大手キャリアには大手キャリアの、格安スマホには格安スマホの長所・短所があるので、しっかりとプランを比較した上で自身のライフスタイルや予算にあった組み合わせを選びましょう。また、キャリアの乗り換えや、新規契約で端末代金や基本料金が割引になるなど、さまざまなキャンペーンが実施されていますから、うまく使えば初期費用を抑えることも可能です。ぜひ比較検討してみてください。

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